Aught SIM

feast の隣に新しいSIMが届きました。
届いたのは、元旦の朝で、さすがにすぐには手を入れられず、放置してたんですが、どうも気になるので、一昨日造成にかかって、奇麗に繋いできました。
feastから離れた南半分はお友達の土地で、くっついた北半分がfeastの環境SIM的役割です。

feastを造成する時、何もないところから形を決めるのがうまくいかず、どんなSIMにしようか、、を決めながら、いろんな物語を作りながら整形していきました。
あちこちにある、つながりの無さげな建造物は、その物語の名残です。

ですから、まだまだSIMは仕上がっていないのです。

そして、ある程度出来たら、3方に環境SIMをくっつけて、物語をまた広げようと思っていました。。。。。。。が、
昨年秋に起きた環境SIM値上げで、その夢はずーーっと先送りになりそうです。
それで、環境SIMをくっつける代わりに、通常SIM半分をくっつけるという選択をまず試みてみたのが、今回接続された Aught SIM です。

Aught SIMのコンセプトは緑の侵略者です。

私が横浜に来てすぐの頃に 緑の侵略者というテーマで何枚かの連作を描きました。
それはデジタルデータだったり、アナログだったり、文字だったりなのですが、
地球上で一番強いのは、無言の侵略者、植物だ。というのがテーマでした。
そこで「侵略者」と名付けたのは、随分「人類より」の名付け方で、本当は人類のほうが侵略者でしょう。
その 名付けの訂正の意味も込めて、その上で、改めて、植物の力と人間の作り出すものの小ささを 人間が作った疑似世界で表現できたらなぁ、、と思ってました。

、、、、そう、思ってただけなんですね。
実は、このテーマで作っていこうと計画したら、SIM 3つくらいの設計になってしまって断念したんです><
で、今回 Aughtで その一端。
まだ人がいて、植物が侵略者に見えてしまう時 を 切り取ろうと思います。

SLにある多くの廃墟が 人がいなくなった空虚な街の残骸だったりします。
しかし、街は人がいなくなると、あっという間に原形をとどめてられなくなると言われています。
そして、数年のうちに、土地は地球本来の自然の形を取り戻しにかかります。
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それをシミュレーションした科学記事は多くありますが、有名なものは 2006年に発表された、NewScientistのこの記事でしょう。
(記事として長いので、こちらのほうが要約されていて読み易いかもしれません)

このシミュレーションは有名なので、だれかがSLの中で表現していないかなぁと探しているのですが、未だに見つけることが出来ません。誰かもし、見つけたら教えてください。
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Aughtは 人はいるけれど、圧倒的に自然の大きさに飲み込まれた中で、更に崩壊していく廃墟と、侵略していく植物の景色を切り取れたらなぁと思っています。

失敗するかもだけど〜〜〜〜icon11



いまんところ、まだ 設計が出来上がっていないために、放置状態です。
造成が済んだところで、Alirさんが草を敷き詰めてくれました。
人の背より高い草野原です。
走り回ってかくれんぼが出来ます。
一人で走り回るだけでもいい感じです。西側を海にしたので、夕方時間帯がいいかもです。



SIMの作り込みは2月半ばからですので、それまでにぜひ 草の中を走りにいらしてください。

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