メッセージはYou can use the Umbrella Today Because You are Happy.
今日貴方が傘を使えるのは貴方が幸せだから。(ゴロ合わせの為、多少文法はばらけてますが)そんな感じ。
そして、元のテクスチャは、こんなかんじです。
これは、友人に貰った干ばつ地帯の写真を元に イラストに起こしたものです。
最初写真をそのままポスタリゼーションにかけたら、なんか切なくてやりきれなくなったのですが、見ているうちにそれが只の風景に脳内処理されて行くのも 何となく辛かったので、最初見た印象のまま、ラインを起こして塗っていったら、こんな色になりました。
今年は長雨で困った地域もあったようですが、世界的には 干ばつで苦しむ人の方が多いようです。
特に、未だ発展途上と言われる国々。
大きな国は多少の余力があって、自国内で他方からの支援も期待出来ますが、国自体が生きていくのがやっとなところでは、弱いものから切り捨てられていきます。
私達は 不況だ、生活が大変だといいつつも、少なくともSLに接続してる人は、パソコンで遊ぶ余裕があって、食べるものには困っていないわけです。
明日食べる物がある。これがどれだけ幸せか。
そして 干ばつに苦しむ人にとっては、空から水が降ってくるという事が、どれだけ幸せか。
ほんの少し思い出して。。。というメッセージの柄です。
そうはいっても、今の生活を捨てて、ボランティアに走れない自分です。
相変わらず 夜遅くまでinして 友人と話し込むのを楽しんでいます。
私が、こう言うことを言うのは、只の偽善なのかもしれない。
しかし、干ばつ地帯の写真を送ってくれた友人からのメッセージはこうでした。
「頑張れとか、大変だねとか、そんな言葉はいらないから、机の隅に転げてる1円玉を送ってくれ」
偽善だってなんだって、現地の人には関係ないのです。
今、水がほしい。であったり、今薬がほしい。であったり。
その為には 「同情」より「手に入れる手段」のほうが 必要なのです。
この 男物の傘の売上げのうち、私の取り分は すべて、干ばつ地域への支援活動を行なう団体へ寄付します。
SLでの売上げですから 大した金額にはならないのは解っています。
でも もしかしたら、そのお金で買った一杯の水が、小さな子の喉を潤すかもしれない。小さな実を実らすかもしれない。
そう思って、送ろうと思います。
1本売れたら 約30円です。
100本売れたら 3000円。
3000円あれば干ばつ地域では 1世帯が約半年の水を手に入れることが出来ると言います。
だから 無理して買ってとは言いません。
もし これが気に入ってくれて、買ってくださったら、この赤い柄にそんな意味がある事を、少しだけ思い出して、
誰かの喉を、一杯の水が潤すのを少しだけ想像してくれたらいいなぁと思います。