今日inしたら、こんなメッセージが届いていました。
「Please make your silhouette trees 3 in pink:) I have bought many from you .but need pink」
色違いを作ってほしい。ってことなんですけど、実はこういう要望は、けっこうたくさん来ます。
でも、その度に、いろんな色を作っていると、とんでもない数になります。
薔薇を作ったときも作ったはいいけど、売り出していない色がいくつかあるのです。だって、きりがないから、、、。
と、それとタイトルが何の関係があるかというと、、、
実は 非売品として作ったものがあって、それは Elf Gardenにぴったりだったので、Gardenでは多用してるのですけど、よく考えれば、こういう要望の為にも、ちょうどいいから、売り出そうかなぁ〜〜と考えてるところです。
どういうものかと言えば、シルエットツリーの白の編集可能版。白いテクスで編集できれば、色替え自由になるし。
これは、もうちょっと考えてみます。
******************************************************** さて、Elfhame のElf Garden を作るにあたって、少し悩んだ頃があります。
それは 以前にも書いたことがあると思うのですが、Elfhameが環境SIMだということです。
店は イベントもしない、、特に多くの人が集まる事もない、、から、まぁ 大丈夫だとして、、、、です。
実は、植物って言うのは、テクスチャ命な面がある分、スペックの弱いマシンには不親切になっています。
多くの植物販売店に聞くと解ると思うのですが、大きな木は、1024×1024のテクスチャでないと、見られないくらいボケボケになりますので、そのサイズで作っているところがほとんどです。
草花なら、512×512 華奢な花なら 幅だけ256にしても大丈夫なものもありますが、少し大きなものは、そういうわけにいきません。なにせ、建材テクスチャのように「繰り返し貼付け」ができませんから、1:1で貼付けた見た目そのままが美しくないと、売り物にはならないのです。
ですが、ご存知のとおりテクスチャの読み込みって言うのは、かなり負荷がかかるのです。
読み込みの遅いマシンでアクセスすると解るのですが、まず グレイでプリムの形状が読み込まれ、そのあとにテクスチャが読み込まれます。1024×1024のテクスチャは 単純計算で512×512の4倍負荷がかかります。
つまり、多種多様な植物がいっぱい植えられている、自然いっぱいのいい環境という場所は、実は 負荷の大きな、あまり喜ばしくない環境、、ということになります。
でも、、、うちのメイン商品は 植物です。
植物植えずに、環境を整えるのなら、うちは必要ないのです。
そこで、少しでも軽く、、ということで、いくつかの工夫をしてみました。
多分誰でもしている事だと思うのですが、、、、、。
*なるべく植える種類を減らす。 通常の緑の木は2種類しか入れていません。同じ木を入れると、同じテクスチャなので、読み込みは早くなります。
ファンタジックツリーも同じテクスチャの使い回しを増やし、編集で色替えをして変化を付けています。
*花畑をいれる。 どこかにも書いたと思うのですが、花畑は 同じテクスチャで広範囲をカバーできるので、一度テクスチャを読み込めば、一気に広い範囲の環境が整うということになります。
さらに、ガーデンは 透過率を上げて使いたかったので、コストが上がる分を考えて、ガーデン使用用に、軽いテクスチャに描き直した花畑を使っています。
*スカルプの種類を減らす。 スカルプだから重いというわけではないです。
しかし、テクスチャは重いということを考えれば、スカルプは 形を読み込む為にもテクスチャを必要とする事から、その分重くなるのは解ると思います。
それで、1つのスカルプでいろんな表現が出来るように形作って、それを角度を変えたり、引き延ばしたりで、使い回しています。さらに、使っているのは岩等の自然物なので、角が甘くても平気な事から、スカルプ用のテクスチャはかなり低い解像度のものです。
*新規で起こす商品以外のもの すべて、512×512以下のテクスチャを使用しています。256×256なんていうものもあります。
こういうのが欲しいから作ってから軽くしよう、、ではなく、
軽い範囲内で起こせるテクスチャで見栄えよく作れるものは何?と逆から考えて作りました。
そのおかげかどうか、、、「重い」というのは あまり言われず、海外の方にも好評いただけています。(そして冒頭のようなIMも増えるんですが、、、、、><)
SIMの負荷も、良好という事で、うちがご迷惑かけている事もなさそうでした。
環境SIMが安くなったことで、今後も環境SIMのいろいろな使い方が模索されて行くと思いますが、その中で、もし、うちのものを使っていただけることがあるとして、少しでも軽くする手段はないか?というご相談は、いつでもお受け致します。
出来る範囲でお手伝いしたいと思いますので、ご連絡ください。
ということで、やっぱり非売品だった木、、、、売り出そうかなぁ。